うつ病・不安障害の地獄~なぜ3年間の通院・投薬でも治らなかった理由とは?!

うつ病・不安障害の地獄~なぜ3年間の通院・投薬でも治らなかった理由とは?!

 

こんにちは、堀川春広です。(名前も本名・写真も本物です)

前回のお話では、私が【うつ病・不安障害】になった経緯と原因についてお話いたしました。

「苦しいのは自分だけじゃない」「こんな自分でも治せるんだ!」と勇気を持っていただける内容でしたら嬉しいです。

さて、その前回のお話を踏まえて今回は、「なぜ3年間も通院・投薬したのに治らなかったのか?」その理由についてお話していきたいと思います。

その理由を知ることで、あなたの【うつ病・不安障害】の改善にも役立てると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 


 

薬は根本的な治療法ではない

前回のお話では、「3年間も通院・投薬したのに治らず、どんどん追い詰められて、さらに苦しくなっていきました・・・」というお話をしました。

なぜそうなってしまったのか?

それは、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬だけでは単なる表面上の対処療法であり、原因を根本から解消する根治療法ではないからです。

お薬を飲むと、メンタルも「ごまかし」が効いた状態になるので、治ってきているかのように錯覚してしまうのと、

メンタル系のワークをやっても、思考がぼんやりしてしまって、上手くワークが入っていきませんでした。

そんな状態では、不安症・うつ病は解消されません。

 

お薬を止めて、●●したら復活しました

お薬の影響で思考が抑制されているような状態になってしまっているために、せっかくワークを行っても、思考や感情の深い部分にアクセスできないのです。

またやっかいなのは、薬の効果で表面上の症状が一時的に軽くなると、

「メンタルコントロールが上手くなったかも」と誤解してしまうことで、現実が分からなくなってしまうのです。

苦しいけど、本当の自分の感情や思考にアクセスしないと、自分との対話はできないのです。

本当の自分と向き合って対話し、認知し、許しや癒しを行うことで、不安症・うつ病は改善に向かっていくのです。

 

病院は根本的に治してくれないのか?

もちろん、脳やメンタルが激しいダメージを受けた急性期には、抗うつ薬・睡眠薬は有効だと感じました。

ですが、それらは、うつ病・不安障害の根治療法ではないわけですから、最後まで治るものではないと気付いたのです。

特に、HSPで敏感だったり不安症な体質の方は、なおさらです。

ではなぜ、お医者さんが根本的に治してくれないのか?

根治療法の方法を知らないだけ?かもしれませんし、

本当は知っているけれど、病院の経営上、「そのようにしなければ経営が成り立たないから?」なのかもしれません。

抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬に依存してもらい、ずっと定期通院してもらえれば、病院の経営として安定します。

逆に、私のように「5分で好転、3カ月で復活、自分で根本から改善した方法を教えます」なんて事をしてしまえば、病院は倒産してしまうでしょう。


 

心理カウンセリングだけでは改善できない

心理カウンセラーさんの中に、こんなことを言う方がいらっしゃいます。

「脳のアップデートをしましょう」
「パソコンやスマホと同じように、OSを書き換えましょう」
「体の健康なんて関係ない」
「脳の使い方を変えろ!」

つまり、メンタルコントロールで治そうというアプローチです。もちろん、これも必要です。

ですが、あなたも私も、もともとメンタルコントロールが苦手だから、不安症・うつ病になってしまったわけです。

 

あなたや私のようなタイプの人には、「思考の切り替え方法」ではなく、「何も考えなくても良い方法」が必要なのです。

「簡単・楽しい・気持ち良い・健康に良い」

この条件を満たした方法を選ぶことで、

「簡単にできる、毎日続けられる」

その結果で、「脳も体も復活する、脳のプログラムが書き換わる、身体もメンタルも良くなっていく」というわけです。

パソコンやスマホで例えるなら、

・本体の機械部品も重要
・OSやアプリのプログラムも重要
・電力供給も重要

全てが重要であり、どれか一つが欠けても正常に作動しませんよね。

脳も同じです。

・細胞も神経伝達ホルモンも重要
・酸素も栄養もエネルギーも重要
・思考の癖やマインドセットも重要

全てが重要であり、どれか一つが欠けても、正常に思考ができないのです。

つまり、全方位型のアプローチが必要なのです。


 

セミナー・カウンセリング・動画教材では改善できない

テレビやネット動画に慣れきって依存している人は、脳内の神経伝達ホルモンで快楽物質が大量に出ている状態です。

そんな人には、文字の文章や画像で作ってある教材が退屈に感じて、どうしてもセミナーや動画教材を求めてしまいます。

先生の声や映像の動きがあるため、脳が興奮状態になりやすいのです。

ですが、ただ単に脳が興奮状態になり「効果があったように錯覚しているだけ」にすぎないので、セミナーや動画教材では、うつ病・不安症は改善できません。

対話型のカウンセリングも同じです。

例えば、スポーツや音楽のようなジャンルなら音や動きの教材が無いと分かりにくいですが、うつ病・不安症の改善で重要なのは、そこではありません。

文章と解説画像による教材にすることで、

「自分のペースで、ゆっくりジックリ消化しながら、自分に照らし合わせて考えながら進めることができる」

というわけです。

いっぽう、セミナー・カウンセリング・動画教材では、講師のペースで話がドンドン進んでいき、話についていくだけで精一杯になるだけで、話の意味を深く理解したり、自分の深い思考は出来ないのです。

本当の自分の感情や思考にアクセスしないと、自分との対話はできないのです。

本当の自分と向き合って対話し、認知し、許しや癒しを行うことで、不安症・うつ病は改善していくのです。


 

ポジティブ思考の練習をするだけでは、無理!

あなたも今まで、色々な教材や情報を見て、手法を試してきたと思います。よく頑張ってこられました。

一般的な教材やセミナーで言われることは、

「もっと前向きに考えろ!」「ポジティブ思考に転換しろ!」「脳の使い方を変えろ!」

そんなふうに教えられる教材やセミナーばかりです。ですが、あなたはそれで治らなかったわけです。私も治りませんでした。

「前向きに考えよう」

そう自分に言い聞かせて、切り替えが上手くできるタイプの人であれば、最初から不安症・うつ病にはなっていないのです。

なったとしても、直ぐに治ってしまうのです。そういうタイプの人は、ここまでたどり着いていないはずです。

 

一方で、あなたは、

「練習しても、思考の切り替えが上手くできなかった」
「潜在意識の書き換えが、上手くできなかった」
「お薬を飲み続けても、治らなかった」

というタイプの方だと思います。私もそうでした。

では、そんなタイプの人は、もう治らないのか?あきらめるしかないのか?

このまま辛い人生を送り続けて死ぬのか・・・

いいえ!そんなことはありません!

私が復活したように、あなたにも復活していただきます!

そして、毎日が充実した気分で過ごせて「人生が、前進している」「自分の人生が、自分でコントロールできている」という幸せな感覚で生きることができます。

ですので、安心して続けてください。

 

「頑張って思考の切り替えを練習しなければいけない」などという手法を使わなくても、改善していける方法を発見したからです。

あなたや私のようなタイプの人には、

「思考の切り替え方法」ではなく、「何も考えなくても良い方法」が必要なのです。

「簡単・楽しい・気持ち良い・健康に良い」という方法を選ぶことで、「毎日簡単にできる、続けられる、反復効果で身体もメンタルも良くなっていく」というわけです。

その方法を発見し、私が実験して、続けてみて、復活することに成功した方法がありますので、どうか心配しないで、信じて、続けていただきたいのです。

『健康に良い・気持ちが良い・美味しい・楽しい・簡単にできる』というようなことを毎日コツコツ続けていくうちに、それがメンタルにとても良い影響を与えていることに気が付いたのです。

最初は身体的な健康面だけを考えて行っていたことが、実は自己愛、自己決定感、自己コントロール感、自己肯定感をも養っていたのです。

潜在意識を書き換えていたわけです。

もちろん、体の健康面も良くなりますので、脳の機能が復活し、それによってメンタルの回復もより良くなったわけです。

身体の健康面を整えるための行動が、身体の健康だけでなくメンタルの健康も良くするという、ダブルの効果であり、相乗効果になったのです。

あなたの潜在意識は、常に、あなたの行動も見ているのです。

3年以上も薬を飲み続けて、いろんな教材の内容を試してもダメだった私が、復活した方法です。

あなたも復活できますので、大丈夫です(^_^)


 

大谷翔平さんも「メンタルコントロールは技術」と断言

日米のプロ野球の世界で、ピッチャーとバッターの二刀流で大活躍された、大谷翔平さんをご存じだと思います。

プロ野球の世界で、誰も成しえなかったことを次々と達成していった大谷さんですが、プロ野球に挑戦するにあたって、「本当に二刀流で成功できるのだろうか」と、ものすごい不安とプレッシャーがあったそうです。

また、試合中や試合後も、上手くいかなかったことを、たくさん悩んだと言います。

ですが、その都度、野球の技術面だけでなく、メンタルの部分でも解決されてきました。

それができたのも、大谷さんは学生時代から、野球だけでなくメンタルコントロールも勉強し、練習し、身につけてきたからなのです。

ある時のインタビューで、「メンタルコントロールも野球のプレーと同じく技術です」と断言されていました。

メンタルコントロールは技術ですので、最初は上手くいかなくても、段々と分かってきて慣れて上手くなっていき、むしろ楽しくなっていく場面もあります。

「あっ、こんな感情もあったのか、なるほど!」と、新しい発見や、自分を深く知ることの喜びを感じることも出来るようになっていきます。


 

イチローさん、大谷翔平さん、大起業家たちが大切にしている共通点

アメリカのプロ野球・メジャーリーグで大活躍された、イチローさんをご存じだと思います。いまだに破られていない大記録を、多数持っています。

そんなイチローさんが、こんなことを言っています。

「小さなことを毎日積み上げることが、大きな結果を残すための唯一の方法です」と、イチローさんは言っています。

また誰もが知る、大谷翔平さんや、ビジネスで大成功している起業家たちも、同じようなことを言っています。

日々の小さなことでも、研究・練習・実践を続けることで、大きな積み上げになると言っています。

特にイチローさんで興味深いのは、「唯一の方法」だと言い切っていることです。

「それしか方法はない」ということです。

反対に言えば、「いきなり大きなこと・難しいことをやろうとしてもダメ」ということです。

そして、うつ病から復活したした経験のある私から見ても、「それが一番良い方法」なのです。

なぜなら、「簡単・楽しい・気持ち良い・健康に良い」という方法を選ぶことで、「毎日簡単にできる、続けられる、身体もメンタルも良くなっていく」というわけです。

 

人が置かれている環境には、3つの領域(ゾーン)があります

【コンフォートゾーン】無意識に簡単にできる領域であり、居心地の良い、現状維持の領域。

【ラーニングゾーン】新しく学習・成長している領域であり、居心地はあまり良くない。

【パニックゾーン】苦しく、混乱してしまう領域であり、危険なため、潜在意識の現状維持機能によって、コンフォートゾーンに引き戻そうとする。

コンフォートゾーン・ラーニングゾーン・パニックゾーンの解説図

 

昨日までと同じことだけを続けていても、不安症・うつ病は改善しません。

コンフォートゾーンに居続ける限り、成長はありません。

人生は何も変わりません。

ですが、そこから、「ちょっとだけ、難しいこと・新しいこと・成長につながること」

それでいて「簡単・楽しい・気持ち良い・健康に良い」という要素がある、本書のワークを続けてほしいのです。

優しいラーニングゾーンなら、潜在意識の現状維持機能によってコンフォートゾーンに引き戻されることなく、続けることができます。

そして、続けることで、最初はラーニングゾーンだったものが、コンフォートゾーンに変わっていくのです。

コンフォートゾーンよりも少しだけ難しく新しいことを続けることで、ラーニングゾーンを徐々に徐々に、大きく広げていくことができるのです。

つまりそれは、あなたの成長であり、人格の広がりであり、人生の前進であり、幸せなのです。

しかも、コンフォートゾーンが大きく広がっていくことで、今後の不安症・うつ病の再発率を下げることができるのです。

 

「小さいことの積み上げ」と聞くと、なんだか気が遠くなったりバカにしがちですが、実は、「コンフォートゾーンも複利で増えていく」ということが研究機関による研究結果から分かってきています。

つまり、自分の能力・実力は、複利で大きく成長させることができるということです。

 

うつ病と不安障害がが回復する推移・成長曲線のグラフ

 

ですので、最初は

「夢が大きすぎて、気が遠くなる」
「やっぱり、そんな目標は無理かな」
「10年かけて達成できたら良いかな」

なんて思っていたら、気が付いたら、大きなことができるようになっていて、「目標が、イメージよりも短期間で達成できた!」ということが起こるのです。

かと言って、最初から大きな目標だけを意識してしまうと、パニックゾーンに入ってしまい、潜在意識のホメオスタシス(現状維持機能)によってコンフォートゾーンに引き戻され、前に進むことができなくなってしまうのです。

だから、大きな目標は持ちつつ、日々の意識は、コンフォートゾーンよりも、「ちょっと新しい、ちょっと難しい、少しだけ成長につながること」

それでいて、「簡単・楽しい・気持ち良い・健康に良い」を日々の意識にして、ラーニングゾーンに身を置くようにします。

ですが、そうすると、コンフォートゾーンではないので、やっぱり居心地はあまり良くはないのです。

「ちょっとした不安がつきまとう、胸がザワザワする、やる気が急になくなる時がある」という感覚があると思います。

ですが、それこそ「成長している証」なのです。

ですので、「不安症が治っていない」とか「うつ病が再発した」などと悲観しないで、「コンフォートゾーンが広がっているぞ!」「人としての器が大きくなっているぞ!」と喜んでいただきたいのです。

 

もちろん無理はいけません。あまりにも難しすぎるパニックゾーンまで行かないように、自分で意識しながら調整したり、休息も必要です。

以前のあなたは、それを無理して続けてしまったから、潜在意識が強制的に引き戻して、脳の機能をシャットダウンさせてしまったわけです。

それが、うつ病・不安症の正体だったのです。

あなたはすでにパニックゾーンを経験して、より調整能力が上がっているわけですので、ぜひ今回の経験を活かして、パニックゾーンに入ってしまわないよう調整し、ラーニングゾーンを上手く使って、成長していくことができるのです。

簡単なことからのスタートで良いのです。小さいステップで良いのです。複利で成長していきますので、心配しないで、安心して続けてください。

それでは、これから毎日、本書のワークを小さなステップでコツコツ続けていきましょう。

あなたには、明るい幸せな未来が待っています。

 

(続きは:第3話「3年間の通院・投薬でもダメだった【うつ病・不安障害】が治った方法の体験談」)

 

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