私は、堀川春広と申します。本名ですし、写真も本物です。
今日は、私が「うつ病・不安障害」になった体験談をお話したいと思います。
あなたが、「苦しんでいるのは自分だけではない」「こんな自分でも治るんだ!」と勇気を持っていただけると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
私は、かつての新型コロナウイルス騒動からウクライナ戦争まで、たくさんの不安や喪失体験が重なった時に、不安障害・うつ病になってしまいました。
一つや二つの問題ではなく、たくさんの大きな問題が重なり、限界を越えてしまったのです。
さらにそこから、地獄が3年間も続きました。
精神病院に3年以上も通い続け、薬を飲み続けたにもかかわらず、治らなかったのです。
「このままではダメだ。一生治らないかも・・・」
と痛感し、メンタルや脳・体の健康について勉強し直しました。いろんな手法を自分の体で試し、実践を続けました。
そしてその結果、ついに「うつ病・不安障害」を治す方法を確立したわけですが、その方法の解説は、また別のページでするとして、
このページでは第1話として、
「私が体験した【うつ病・不安障害】になった経緯と原因、さらに地獄の3年間の体験談」と題して、あなたと感情や情報の共有をしたいと思います。
あなたが、「苦しんでいるのは自分だけではない」「こんな自分でも治るんだ!」と勇気を持っていただけると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、さっそく私が体験した【うつ病・不安障害】になった経緯からお話していきます。
まず健康面の原因としては、
コロナワクチンの副作用や更年期障害で、めまいと吐き気が続いて不眠になったり、最後は外出先で倒れてしまいました。
その他にも、老化や成人病の兆候が出てきた、自分の健康不安が強くなっていきました。
「自分の健康は、これからどうなってしまうのか・・・」
という、とてつもない恐怖感に襲われてしまいました。
仕事面の原因としては、
コロナ禍の不景気と自分の体調不良が重なって、業績不調に陥り、直近が苦しいだけでなく、将来への恐怖感も増大していきました。
そしてそこに追い打ちをかけるように、取引先の会社が倒産し、多額のお金を失ってしまいました。
数年間は暮らしていけるであろう、大金でした。
家族面の原因としては、
病気がちで衰えが激しくなってきた老親の健康不安、介護不安、相続不安が強くなっていきました。
そんな中でコロナ騒動が起こり、高齢の両親を「コロナなんかで死なせるわけにはいかない」と、ワクチンや感染対策などで神経をすり減らしました。
他の原因としては、
買ったばかりの高額パソコンの故障、ネット回線の故障、スマホの故障、自宅の設備が故障したりしました。
そしてウクライナ戦争が起こり、「まさかプーチンがこんなことをするなんて。日本の隣国が何をしてくるのか分からず怖い」と、強いショックと不安を感じました。
また、その他にも漠然とあった、将来のお金の不安、環境の不安、人間関係の不安などなど・・・
次々と襲ってくる、不安の数々、喪失体験が重なってしまったのでした。
そしてついには、
食事ができなくなり、寝たきり状態になり、短期間で体重が激減し、最後には血便が出て、トイレが真っ赤に染まってしまいました。
絶望と恐怖に耐えきれなくなり、ようやく病院に助けを求めたのでした・・・
しかし、それでもまだ、
地獄の始まりに、すぎませんでした
精神科の病院は込み合って予約が取れず、苦しい中で何日間も待って、ようやく通院することができ、お薬で少し落ち着いたので、
「これでやっと治る、良かった!」と最初は安心したのですが、それも甘かったです。
お薬を飲むと、メンタルも「ごまかし」が効いた状態になるので、治ってきているかのように錯覚してしまうのと、
メンタル系のワークをやっても、お薬の副作用で思考がぼんやりしてしまって、上手くワークが入っていかないのです。
そんな状態では、不安症・うつ病は解消されません。
そして不安は次々に襲ってきました
コロナ後も、落ち込んだ仕事の業績がなかなか回復せず、貯金が恐ろしいスピードで減っていく。
「このまま破産してしまうんじゃないか」
「ホームレスになってしまうんじゃないか」
という、とてつもない恐怖感が続きました。
また、老親が転んでしまうことが増えてくると、家の中で大きな音がするたびに過敏に反応し、
「病気で倒れたんじゃないか」「転んで骨折したんじゃないか」と、あわてて見に行くようになり、そんなことが一日に何度もあると、仕事も手につかず、気が狂いそうになったのです。
そしてそんなことが続くと、脳が音を過敏に拾うようになるため、耳鳴りもひどくなりました。
その他にも、
風が強い日は「窓ガラスが割れてしまうんじゃないか」
雪が降って積もると「雪の重さで古い家がつぶれてしまうんじゃないか」
老親が電化製品や火の消し忘れがあると「火事になってしまうんじゃないか」
全国各地の地震のニュースがありますが、その度に「地震で家が壊れるんじゃないか」
その他にも、
「老親の介護はどうすればいいんだろうか、費用がかかって破産してしまうんじゃないか」
「自分がコロナに感染したら死ぬんじゃないか、ワクチンだけでも副作用がひどいのに」
「めまいと吐き気は治らないんじゃないか、他の副作用も出て後遺症が残るんじゃないか」
案の定、私は外出先で、めまいで倒れてしまったこともありました。
吐き気で夜中に何度も目が覚めました。耳鳴りも大きなストレスになります。
その他にも、
仕事に関するデータを「さっき見たばかりなのに、何度も何度もまた見てしまう」という強迫性障害の症状も現れたり、
うつ状態で落ち込んでいたと思ったら、急に攻撃的な思考や言動が湧いてきて、老親の失敗を怒鳴りつけて怒ってしまったりするような、双極性障害の症状も現れてしまいました。
そしてその後は、「なんであんな怒り方をしてしまったんだ」と自己嫌悪になりました。
収入は減り、出費は増えていき、貯金が恐ろしいスピードで減っていく。
「このまま破産してしまうんじゃないか、ホームレスになってしまうんじゃないか」
「でも親族には頼りたくない・・・人に会いたくない・・・このまま自殺するしかないのか・・・」
薬を飲んでいるのに治らないから、余計に恐怖が増していく
それから3年間、さらに苦しみ続けました・・・
私は3年以上も、うつ病・不安障害が治らず、心療内科に通院し、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬を処方され、飲み続けました。
それでも、私の不安障害・うつ病は治りませんでした。
それだけでなく、強迫性障害・双極性障害・社会不安障害・全般性不安障害、全てを併発していたんだと思います。
さらには、「中年の危機」(ミッドライフクライシス)の、ど真ん中の年齢でした。
人生の折り返しを過ぎ、残り時間が少なくなっていく「あせり」に加えて、健康・美容・能力・人間関係など、失っていくものが増えていくという苦しさ。
強烈な不安感、孤独感、無力感、焦燥感、無意味感、むなしさ・・・どうにもならない状況が、3年間も続いてしまいました。
でも、通院していた病院の先生を責めるつもりはありません。
どの病院の、どのお医者さんにかかっても、だいたい同じ診療内容になります。
1週間から1カ月間くらいの間隔で定期通院し、軽い問診を受け、抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬を処方されて終わりです。(心理カウンセリングは自由診療ですので、病院では通常は行いません)
次回も、そのまた次回も、同じことが続きます。
「もう、そろそろ薬を卒業しなきゃ」
「薬の依存症も怖いし、内臓にも負担がかかるし、お金もかかるし」
と、意を決して薬を中断してみても、強烈な不安と、うつ症状に襲われるため、すぐにまた薬を飲まなければいけませんでした。
そんな繰り返しが続くだけでした。
治る見通しが無く、どんどん追い詰められて、さらに苦しくなっていくという地獄の3年間だったのです・・・
(続きは:第2話「うつ病・不安障害の地獄~3年間の通院・投薬でも治らなかった理由とは?!」)
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